著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

不倫謝罪会見に妻同伴 峰竜太“恐妻家キャラ”で好感度回復

公開日: 更新日:

 女性からのタレコミ電話の内容はあまりに詳細。電話の主はAの友人と称する女性だった。2人の交際経緯を話して、住所、部屋番号まで教えた後に「〇日の〇時ごろに峰は来ます。彼女は玄関まで迎えに出るはずです」と丁寧に教えてくれた。

 あまりに具体的な話に当日、行ってみると本人の言う通り峰は現れた。後日、A本人を同僚記者が取材。多くは語らなかったが照れ笑いを浮かべながら暗に交際は認めた。その時のAとのやりとりの声と電話の声はまったく同じだったと聞いた。

 友人に浮気相手が来る時間まで話すのは常識的には考えられないし、それを友人がタレこむのも不自然。俗に言う「売名行為」は、本人か本人の命を受けた友達がタレこむ確率が高かったと思う。

 夫人にこっぴどくお灸を据えられた峰は夫人が見守るなかで謝罪会見。ひたすら謝るだけだったが、結果的に「雨降って地固まる」ように夫婦仲は回復し、以後、家庭円満が続いている。

 2年前に「徹子の部屋」に出演した峰は司会の黒柳徹子から「伝説の浮気騒動」について聞かれると、家庭内でも「今では笑い話になっています」と言いながら、「今でしたらマイナスですが、あれで本当にブレークさせていただいたんです」と話していた。事実、石原プロを辞めタレントに転身した峰は引っ張りだこの人気者になった。この人気の根源が「カミさんに頭の上がらない恐妻家の男」のイメージの定着。好感度につながった。

 不倫発覚後、妻同伴の会見は川崎麻世、石井竜也も行った。川崎は最近、離婚が成立したが、石井はなにごともなかったように夫婦仲は元通り。妻同伴の謝罪会見で離婚回避の確率は今のところ高い。今後、夫人同伴で会見するタレントは……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…