地上波お試し復帰の徳井と“断絶”宮迫…埋まらない2人の差
ともあれ地上波復帰を果たした徳井と対照的に、いまだテレビ復帰のめどが見えてこないのが宮迫だ。宮迫は昨年6月、世間を騒がせた闇営業問題の責任を問われ、吉本興業を契約解除。現在はYouTuberで生活費を稼ぎながら地上波復帰を目指している。
「一時は宮迫を庇護していた明石家さんまが発起人となり芸能界復帰の道筋をつけようと動いたんです。昨年末に続き、今年5月にも、テレビの前にまずは舞台で足掛かりをつけようとしていたんです」(芸能プロ関係者)
ところが一連のコロナ禍の影響を受け舞台の計画は頓挫。予定されていた雨上がり決死隊の復帰ライブも立ち消えに。さらにさんまは、11日放送のラジオ番組「ヤングタウン土曜日」(MBS)で、吉本興業から、宮迫博之のYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!」には「なるべく出ないでほしい」と伝えられていることを暴露した。
「宮迫はなにかにつけてテレビ復帰をアピールしていますが、局関係者は誰も振り向きもしないのが現状です」(キー局関係者)
不祥事を起こし、テレビ界を追われた徳井と宮迫。一体、この2人にどんな違いがあったのか。ワイドショー関係者が解説する。
■愚直に謹慎
「宮迫の失敗は中途半端にYouTuberとして活動を始めたことに尽きます。いまや登録者数は100万人。実際、物凄く稼いでいるわけです。多くのテレビ関係者は『そちらで頑張ってください』というのが本音です。徳井に関しては、宮迫と同じく好感度は最悪です。いまだにネット民は徳井に嫌悪感を示している。ただ一つ、徳井が評価されたのが、謹慎期間中、何のリアクションもせずに愚直に謹慎していたことです。結果的にそれが奏功した。宮迫もおとなしく謹慎していれば結果はまた違ったものになっていたはずです」
活動できない期間の振る舞い方が明暗を分けたというわけだ。