著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

東山紀之は結婚報告会見で妻・木村佳乃の名を出さなかった

公開日: 更新日:

 結婚後も暗黙の規制があった。夫婦、親子で公の場は避け、テレビなどで妻や家族の話はできるだけしない。この背景にあるのが「結婚してもアイドル」という考え方に他ならない。ファンは妻や子供がいるのを事実として受け止めていても、テレビでは「結婚してないことにして見ている」という複雑な心理を持っている。

 家族で仲良く買い物する姿などが見えたり、タレント自らの口で語られることは、寝た子を起こすようなもの。結婚している現実をファンが再認識してしまったら、熱は冷めていく。

 ファンを刺激しないことを象徴するようなことを感じたのが2010年の東山紀之の結婚報告会見だった。2000年の木村拓哉に続いての単独会見で女優・木村佳乃との結婚を発表した。

 神妙な顔で臨んだ東山。入籍日はジャニー喜多川氏の誕生日・10月23日と報告すると、囲んだジャニーズ担当記者も驚いたが、これがことさら大きく報じられることになった。しかし、ジャニ担記者からは一切触れられることのなかった驚くべき事実があった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造