著者のコラム一覧
SALLiA歌手、音楽家、仏像オタク二スト、ライター

歌って作って踊るスタイルで話題を呼び、「イデア」でUSEN 1位を獲得。2018年より仏像オタクニストの活動を始め、初著「生きるのが苦しいなら」は紀伊國屋総合ランキング3位を獲得。近著に「アラサー女子、悟りのススメ。」(オークラ出版)がある。

実写化に続きNetflixが配信「岸辺露伴は動かない」の魅力

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 そのストイックさとプライドの高さゆえに、負けず嫌いで偏屈で、自己中心的だと評されることも多いが、実際はとても自分の心に"素直"なキャラだと感じる。

 素晴らしいものは素晴らしい、許せないものは許せない、敬意を払いたい人には払うし、悪いと思ったら素直に認める。そしておのれの正義に反したらちゃんと立ち向かうことも出来る。

 彼には一切「逃げ」の姿勢がなく、言動全てにきちんと「自己責任」が伴っている。何かに巻き込まれても皮肉は言うが、悲観することも自分を卑下することもない。

 "素直"でいること。それは「心の強さ」がないとできない。そこに憧れるファンも多い

■日常の中に潜む"ホラー"

 本作は、彼が日常や取材などで訪れた先で遭遇した「奇妙な出来事」が描かれている。そしてそれらが起こるのは教会、ジム、山など私たちが慣れ親しんだ"日常の場"である。

 ジョジョ四部自体が「日常に潜む恐怖」を描いたものではあるが、本作は、「山の神」や「浮浪者の呪い」など"得体の知れない恐怖"が登場し、より「日常にこそ潜むホラー」要素が強いと感じる。

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