山之内すずはどんな番組にもハマる「10代のカリスマ」
Webサイトの取材でインタビューしたことがあるが、素顔の彼女は関西出身ならではのノリのよさがあって、同じ兵庫出身の女優でも有村架純や北川景子が旧居留地の洋館のような落ち着いた雰囲気があるのに対し、山之内は元町商店街に通じる活気と親しみやすさを感じさせる。
その一方で、「ちゃんと芯がある意見を言わないといけないので、本を読んで映画を見て、いろんな価値観を知りたい」(Web「タレントパワーランキング」)と語るなど、勉強熱心な一面も垣間見せていた。
最近は活動の場を拡大。ラジオのパーソナリティーにもチャレンジしているほか、1月クールのドラマ「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(TBS系)では上白石萌音の妹を演じ、女優としても期待される。
どんな料理にも使える調味料のような、「安定感」が山之内すずの魅力だ。だから、テレビ番組でどのMCと組み合わせても違和感がなく、幅広いタイプのCMにハマる。彼女の万能さに、世間はまだ気がついていないのかもしれない。
(つづく)