著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

さあ、サイレント金メダルに輝く実況アナは誰だ!

公開日: 更新日:

 しかし、いくら家庭で静かな応援といっても世界的なスポーツの真剣勝負を見るのだから酒の1杯や2杯……5杯や10杯……浴びるほど、つぶれるほど飲みたいと思うのが酒飲みの正直な気持ちなのだ。酒のスポンサーだって莫大なCM料払ってるんだろうし、宣伝しないわけにはいかないだろう……といって、あまり興奮や感動を呼ぶようなCMを作れば、飛沫感染拡大の導火線だ!! と批判の的にならないとも限らないし……つらいなあ。

 そんな中、各社がやむなく(?)酒のCMをしているのに一社だけ徹底してすべて「ノンアルコールのCM」で通したら、この先のノンアルコール界(?)を逆に制せるかも? の大勝負に出るメーカーもあるのでは?

 苦肉の策としてどーしても酒のCMを流したい場合は、映像の下にテロップで「お酒は20歳になってから」の代わりに「お酒はワクチン2回接種してから」を入れるという手も考えられるような? なれないような?

 冒頭の実況アナウンスに戻りますが、東京2020オリ・パラの放送に関してどのアナウンサーがもっとも淡々と実況だけを語り、お茶の間に興奮の引き金を引かせなかったか? そのアナウンサーには栄光の「サイレント金メダル」を与えましょう!!

 ただし、マスコミ関係者のみなさん、気を付けなきゃいけないのは、実況アナは心得ていても、マイクの前に座ると突然、下町のオヤジと化す解説者なのだ!! もし興奮を誘うコメントでも叫んだらただちに2週間隔離でどこかに閉じ込めるしかないだろうねえ……。(つづく)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    悠仁さんの成人会見は秋篠宮家の数々の危機をいっぺんに救った

  2. 2

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  3. 3

    「ホラッチョ!」「嘘つき!」とヤジられ言葉に詰まり、警察に通報…立花孝志はミルクティーが手放せず

  4. 4

    下半身醜聞・小林夢果の「剛毛すぎる強心臓」…渦中にいながら師匠譲りの強メンタルで上位浮上

  5. 5

    備蓄米放出でもコメ価格は高止まり…怪しくなってきた農水省の「実態把握」

  1. 6

    フジテレビの資金繰りに黄信号…9割超もの広告スポンサー離脱、CM再開も見通し立たず

  2. 7

    “勝ち組”は中澤、辻、藤本…「モーニング娘。」たちの明暗

  3. 8

    日テレ「さよなら帝国劇場」でわかったテレビ軽視…劇場の階段から放送、伴奏は電子ピアノのみ

  4. 9

    備蓄米放出でもコメ高騰は抑えられない!「コシヒカリ」応札集中確実…得をするのは自民の“大票田”のみ【上位10品目リスト付き】

  5. 10

    悠仁さま「人々の幸せを願い」成年会見で高まる将来への期待…愛子さまの“国民と苦楽を共に”との比較も