新横綱・照ノ富士の凄い快挙! あとは心、技、体ですかな
全くアリエナイ! 何ンとも形容の仕様がない程凄い快挙をしてのけたのが大相撲の照ノ富士。子供の時分から相撲が好きで、アタシの贔屓は、横綱では栃錦から始まって、柏戸、北の富士、とまあこんな処ですかネ。子供の頃でもなかったですが、風の噂って奴ですか、北の富士って力士は稽古が嫌い! しかし、本気を出して稽古すりゃ強いぜ、なんてことを聞いたりして、へえー横綱になる人なんてのは元が違うんだあって思ったりしてて、何ンとなく相撲取りらしからぬ、つまり何か格好良い、相撲取りらしからぬ雰囲気を漂わせていたんですヨ。
現在はNHKの相撲解説でお馴染みですが、でその北の富士サンから後は、こっちも喰うに忙しくて、それ程夢中には見てなかったんですがネ。何ンとか喰えるようになって、又ぞろ見だしたんでんすな。時は輪湖の時代、つまり輪島、北の湖の頃、輪島サンには苦い想い出があって、アタシが当時故坂本九チャンの司会兼現場マネージャーという形で、或るテレビ局で九サンの身の回りをお世話してる時、九サンの控え室に輪島関が来て、九チャン久し振り、なんてやってまして、そこへアタシが食事時間なんで出前のカレーライス二人前、つまり九サンと私の二人分、それを輪島サン「オー旨そうだなあ!」九サン「オー喰えよ喰えよ」イヤそれは私のカレー……なんて思う間もなく、輪島氏、パクパク喰らいついた。コレが天下の横綱かよ! まあ元々北の湖の方が好きだからいいけどよ! なんて事をコレ書きながら想い出しましたよ。アタシもセコイ! ねえ! 何が粋に活きてえだヨ!! スンマセン。