さだまさし“前人未到”ソロコンサート通算4500回達成!「現役力」のミナモトは?
「健康法について、さださんは昨年インタビューでコンサートとゴルフを挙げています。愛煙家でしたけど、たばこをやめ、ご飯をたくさん食べるようになってメタボになってしまったけれど、ステージに立って、何もかも忘れて叫んでしまうことが、何より健康を守ってくれた秘訣だと分析されていました」(前出のスポーツ紙記者)
4500回の節目となったステージでは、こうも語っていた。
「自分の歩幅で、一歩ずつ歩いてきた途中経過。途方もない数字ですが、これは僕の記録ではなく、その席に座って下さったお客さまの記録です。本当に心から感謝しています」
構成作家のチャッピー加藤氏はこう言う。
「さださんほどの大御所、ベテランになると、持ち歌のヒット曲をやればそれだけで回っていくものですけど、さださんは今もほぼ毎年、それが『現役である証し』だとこだわり、新曲とアルバムを発表し続けているんです。最近のアルバムでもナオト・インティライミさんとコラボしたり、ラップをやったりして、つねに最先端を狙い、走っているのですね。一貫しているのは、ファンへの強い思い。常に支えられて、聴いてくれるからこそ、また新曲などでメッセージを伝えたい、元気にしたいというのです」
コロナ禍でコンサートを開催できなかったときは、専属スタッフを支え、災害があれば、真っ先に飛んでいってチャリティーをやる。追加公演を含めると、年内14本ものコンサートを予定。更に前人未到の5000回という数字も現実味を帯びている。