五木ひろしは連続出場50回で“打ち止め”…NHK紅白「演歌枠」をめぐるウラ事情
なぜ、予想できたのか。
「紅白出場の演歌歌手の顔ぶれは大手芸能プロの意向が強く反映されるという業界の不文律が今もあるんです。NHKは絶対に認めないでしょうけど、それを『演歌枠』といって、その年の芸能界の、プロダクションの離合集散、歌手の売り上げなどを鑑み、皆が食べていけるようにと、バランスをとって、そこの社長が差配していると業界通の芸能記者なら思っていますよ。五木さんについては、10年ほど前からその大手プロが面倒を見ていましたし、五木さんも五木さんでそれなりのことを返してきたのでしょうけど、もともとは森進一さんと同時期に卒業だっておかしくなかった。それを五木さんが拒んだとしても、今回も出るとなると北島さん超えとなってしまう。さすがに『もういいだろう』と肩を叩かれれば、うなずくしかなかったんじゃないでしょうか」
五木ひろしの連続出場には、こんな疑問符もついていたそうだ。
「五木さんの出番がくると数字(視聴率)がガクンと落ちるのになぜ、という見方でしょう。NHKの制作陣も女性アイドルやらジャニーズに後ろに出てもらい、なんとかフォローしようとしていましたけど、効果があったのかどうか」(放送関係者)