ツッコミどころ満載の「日本沈没」で孤軍奮闘 石橋蓮司が醸す“腹黒”演技の絶妙
好調、ではある。小栗旬(38)主演のTBS系日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」。14日に放送された第5話は世帯視聴率16.9%(個人10.2%)と番組最高を更新した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
「小栗さんが実生活で娘を持つ父親だからでしょうか、第5話で、トンネル崩落事故に巻き込まれた娘と再会して抱き合うシーンは〈迫真の演技〉と話題になりました。共演の杏さんも好評なんですが、その一方でドラマ自体は〈どうもスケール感に欠ける〉なんて声もあります」(テレビ誌ライター)
21日放送の第6話からいよいよ日本全土が沈没という“第2章”に突入する同作は、地上波放送後にNetflixで世界配信されている。
「おかげでCGにもお金をかけられたという話ですが……」と、芸能ライターのエリザベス松本氏がこう続ける。
「まだ関東が沈没という“序章”なので、小出しにしているのかもしれませんが、世界のドラマと比較したら、現時点では〈しょぼい〉という感想を持たれてしまうかもしれません。危機に対応する『日本未来推進会議』のメンバーのやりとりもどうも緊迫感がない。今後の怒涛の展開に期待したいですね」