少年隊「格差」の必然…東山紀之は「橋田賞」受賞、植草克秀は“3000円ラブホ不倫”発覚
故・橋田寿賀子さんが理事長を務めた「橋田文化財団」主催の「第30回橋田賞」がこのほど発表され、東山紀之(55)が橋田賞に選ばれた。くしくも、東山とおなじ「少年隊」の植草克秀(55)が千葉市郊外の3000円ラブホ不倫を写真誌「フライデー」にキャッチされ、話題になっているというタイミングであった。
現場写真を押さえられてなお、植草が「付き合ってないですよ」「いや(ラブホに)行っていないです」とシラを切り、SNSなどでは往生際の悪さに批判や失望のコメントも。東山の栄誉との違いに、どうしても目が行ってしまうのだろう。
「もともと、少年隊はグループ内格差が囁かれていました。待遇も収入も東山がトップで、ニッキ(錦織一清)と植草は内心、じくじたる思いを抱えているのだろうと、少なくないファン、関係者もみていたと思います。もっとも少年隊は平成になって、光GENJIのブレークと反比例するように失速し、毎年夏の『PLAYZONE』くらいしか目立った活躍の場がなかったのは3人とも、似たような境遇だったはず」と、長く少年隊をみてきた芸能関係者はこう振り返る。
ところが東山だけは舞台のほか俳優、司会者、キャスターと活躍の場を広げていく。橋田賞でも評されたように、テレ朝系「刑事7人」「サンデーLIVE!!」などで活躍。舞台「御いのち」にTBS系「源氏物語」といった橋田作品でも「心の中のヒーロー」を演じたと称えられた。植草も橋田ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系)のレギュラーだったが、その活動はどんどん縮小していったのはファンならずとも覚えているはずだ。
この違い、この格差、どうしてこうも広がってしまったのか。ジャニーズ担当の長い芸能記者はこう言う。
「まず、ヒガシがジャニーズで確固たる立場にいるのは、それなりの実績があるからです。タッキー(滝沢秀明副社長)が若手の育成や指導を取り仕切るようになるまで、ずっとその役割を務め、新人研修会でも講師をしたりしていた。舞台があれば誰よりも早く楽屋入りして、腕立てなど入念に準備し、率先して取り組む背中をみせて後輩を引っ張り、仕事が終わると誰彼なく気軽に食事に誘って、相談に乗る。原宿にあった合宿所を出て、ようやくひとり暮らしをというとき、山口達也、国分太一、松岡昌宏を居候させています。事務所から頼まれたにせよ、そうは簡単にできませんよ。坂本昌行らヒガシの付き人をして、学んだタレントは多いし、男前のエピソードは数え切れない。ジャニーズで初めてNHK大河ドラマ(『琉球の風』=93年)の主役を張ったのもヒガシでしたね」
50代の今も多忙な仕事の合間を縫って体を鍛え、腹筋を毎日1000回とか、ひと月に計100キロ走るといった目標を設定して努力を続けているのだそうだ。
錦織は舞台演出に手腕を発揮
かたや植草はというと、仕事で目立たないからか、女性がらみのゴタゴタが目につく。不倫が報じられたのも初めてではなく、2人の子どもに恵まれた最初の結婚相手と2010年に離婚した原因は植草の浮気ともっぱらで、13年に再婚した現夫人はこのときの浮気相手だったと女性誌に報じられたものだ。そして今回、現夫人も裏切っての不倫だとしたら反省も成長もない。
「ニッキ(錦織)は自ら裏方に下がり、舞台演出家として業界内で認められています。植草も今回でさすがに懲りたと思いきや、SNSにはお花見会だとかで夜桜の写真をアップしていました」(冒頭の芸能関係者)
すでに2020年末で錦織と植草はジャニーズ事務所を退所しているが、さまざまな過去が積もり積もって現在のポジションがあるとすれば、なるほどと誰もが納得か。