平野紫耀「クロサギ」で見せたバラエティとのギャップ 山下智久が演じた前作と比べると
■初回では「旧統一教会が頭をよぎった」との声も
「山下さんの演じる黒崎は、ミステリアスで掴み所のないところが詐欺師らしく、山下さんの持つ独特な雰囲気がうまくハマっていた印象でした。一方、平野さんは、家族を殺され復讐するという人間らしい面が見え隠れする信念を持った詐欺師という感じで、どちらかというと原作の黒崎に寄せている印象ですね」(ドラマ制作会社関係者)
さらにネットの声では一部《お金を巻き上げられて、一家心中とか家族がバラバラとか旧統一教会が頭をよぎる》《最近、取引停止処分を受けたアムウェイのこと思い出した》と、タイムリーな話題を頭に浮かべながら見ていた視聴者も多いようだ。
「平野さんはバラエティでの天然キャラのイメージがどうしても強かったですし、女性向け恋愛作品の役が多かったので、ダークヒーローなクロサギは合うのか、不安視する声もあったようですが、今回はそのギャップが良い方に作用しているようです」(同)
平野は05年、07年に放送された大人気ドラマ「花より男子」の続編ともいえる作品のメインに抜擢され、その時も松本潤(39)が演じた道明寺司と同じ立ち位置の役を演じた。先輩ジャニーズの2代目を演じる機会も多い。
すでに色がついている役の2代目を演じる上で求められるのは、圧倒的な華とオーラと演技力といえるが、今のジャニーズにその重責を担えるのは、平野ただ1人ということかもしれない。