博多大吉「生理本」ヒットに続くドラマ「生理のおじさんとその娘」の見どころ
まっすぐな父親役を好演した原田泰造
24日放送の「特集ドラマ 生理のおじさんとその娘」(NHK)に主演した原田泰造だ。
「原田が演じた主人公は生理用品メーカーの広報マンで、妻を早くに亡くし、高校生の娘と中学生の息子を子育て中。『生理についてよく知ろう!』と呼びかけた動画がバズり、『生理のおじさん』として人気者になるという設定でした」(ドラマウオッチャー)
原田おじさんは職業柄とはいえ、トイレの棚には種類別に生理用品を並べて在庫管理する。娘の生理周期を把握し、手作り弁当と一緒に生理用品を詰めたポーチを手渡しするのはさすがにやり過ぎの気もしたが、その後それが妻の病気に気付けなかった後悔と娘を思う気持ちからくるものとわかる。
「原田は娘に嫌がられていることにみじんも気がつかないまっすぐな父を好演しました。ただし、ドラマとしては娘と女友だちがラブラブで街中でチューするラストだけは疑問。最後まで生理の問題にこだわるだけで面白いのに、唐突にLGBTを入れ込む必要があったのかどうか」(前出のウオッチャー)
LGBTの次は生理……制作側の意図はわからなくもないが、何事もシンプルな方が視聴者にはアピールできる。