博多大吉「生理本」ヒットに続くドラマ「生理のおじさんとその娘」の見どころ

公開日: 更新日:

まっすぐな父親役を好演した原田泰造

 24日放送の「特集ドラマ 生理のおじさんとその娘」(NHK)に主演した原田泰造だ。

「原田が演じた主人公は生理用品メーカーの広報マンで、妻を早くに亡くし、高校生の娘と中学生の息子を子育て中。『生理についてよく知ろう!』と呼びかけた動画がバズり、『生理のおじさん』として人気者になるという設定でした」(ドラマウオッチャー)

 原田おじさんは職業柄とはいえ、トイレの棚には種類別に生理用品を並べて在庫管理する。娘の生理周期を把握し、手作り弁当と一緒に生理用品を詰めたポーチを手渡しするのはさすがにやり過ぎの気もしたが、その後それが妻の病気に気付けなかった後悔と娘を思う気持ちからくるものとわかる。

「原田は娘に嫌がられていることにみじんも気がつかないまっすぐな父を好演しました。ただし、ドラマとしては娘と女友だちがラブラブで街中でチューするラストだけは疑問。最後まで生理の問題にこだわるだけで面白いのに、唐突にLGBTを入れ込む必要があったのかどうか」(前出のウオッチャー)

 LGBTの次は生理……制作側の意図はわからなくもないが、何事もシンプルな方が視聴者にはアピールできる。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…