阿部寛の“ウインク待ち”も出現…堺雅人とどっちが主演?「VIVANT」キャラの立て方の絶妙

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「『ブラックペアン』『マイファミリー』と日曜劇場で主演を務めた嵐・二宮和也さんも出演しており、『VIVANT』が《日曜劇場のアベンジャーズ》と呼ばれているのも納得です。阿部さんは『DCU』では少し滑舌が悪く、ドラマの評判も芳しくなかったせいか、どこか精彩に欠ける感じがありましたが、今回の野崎役はイキイキとしている。来年還暦ですが、あんなにカッコイイ60歳っています?」(エンタメサイト編集者)

 また、前出の山下真夏氏は「考察好きの人にとっても、そうでない人にも楽しめる。そこが『VIVANT』のいいところ。たとえば、私の親は高齢なので物語の複雑な部分は理解できないこともある。それでも楽しく見ているのは、阿部さんの野崎、堺さんの乃木をはじめ、登場人物たちが皆、愛さずにはいられないような人間味あふれる人たちだから。各キャラクターに感情移入しやすいんですよね」

 野崎の仲間であるドラム(富栄ドラム=31)は、もはや“ゆるキャラ的”に視聴者から愛される存在となっているし、バルカ共和国の警察官チンギス役を演じているモンゴル人俳優バルサーことバルサラハガバ・バトボルド(37)も、当初は敵役だったにもかかわらずアッという間に人気者となった。

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