福原遥&水上恒司はトバッチリ…アニメファンを巻き込んだ「あの花」略称パクリ論争の行方
「芸能人の愛称にしても、たとえば今となれば《マツケン》と言えば、『マツケンサンバ』の松平健さんでしょうが、ひと昔前は松山ケンイチさんもそう呼ばれていた。《アッコさん》も一般的には和田アキ子さんでしょうが、業界内では松本明子さんをそう呼ぶ人もいる。最近では《ふみきゅん》と聞いたら、ジャニーズファンならA.B.C-Zの河合郁人さんを思い浮かべるでしょうけど、広島県民は岸田文雄首相かもしれませんし……」(在京キー局プロデューサー)
確かに《ふみきゅん》で検索すると、粒あんの大福をどら焼きの生地で挟んだ「広島ふみきゅん焼き」もヒットする。
■“数”がモノを言う
「どちらも言い分があって、なかなか論争の“出口”はないでしょうが、結局は“数”がモノを言うわけです。商標登録しているとかになると話は別ですが、いくら《こっちが先》と主張したところで、検索して先にヒットする方が勝ちというか、マツケンしかりアッコさんしかり、数で勝った方が世間一般の常識として定着していくわけです。《あの花》も現時点では完全にアニメに軍配が上がりますが、福原さんと水上さんの映画が信じられないほどの大ヒットとなれば、形勢は逆転するかもしれませんよ」(前出の在京キー局プロデューサー)
何だか映画「あの花」は公開前から妙なプレッシャーがかかってしまったようだ。