年末年始必見!お笑い関連番組と見どころ…スピワ小沢&チュート徳井の熱演にも注目

公開日: 更新日:

 今月24日に開催された「M-1グランプリ」が大盛況のうちに幕を閉じ、ここから正月にかけて連日特番が放送される。そこで12月30日~1月6日の番組の中で、個人的に興味深いものをピックアップしてみたい。

 まずは30日放送の「アメトーーク!年末5時間40分SP」テレビ朝日、ABCテレビ系)だ。人気企画が並ぶ中、何と言っても注目は「さんまVS売れっ子若手芸人」。若手と共演することで、むしろ明石家さんまの異常な元気さが浮き彫りになる構図が面白い。2019年の開始時は「さんまVSお笑い第七世代」。時代の流れを感じる。

人気番組が集結!

 そして31日は、「笑って年越し!THE 笑晦日」日本テレビ系)だ。キャプテンを務める東野幸治ナインティナインのもとに人気番組が集結。

「エンタの神様」「ぐるナイ おもしろ荘」のほか、日常で使える“裏ワザ”を紹介する伝説の番組「伊東家の食卓」も復活する。テレビ70年の爆笑名場面を振り返る企画も必見だ。

松本幸四郎が歌舞伎コント

 元日は、「ドリフに大挑戦!ドリフ結成60周年 爆笑大新年会SP」フジテレビ系)。今回は、松本幸四郎が歌舞伎コント、香取慎吾が居酒屋コント、借金コントに挑戦する。それぞれと共演するのは、ザ・ドリフターズ加藤茶。定番コントとはいえ、どんな笑いが生まれるのか楽しみだ。

 続いて2日は、とんねるず木梨憲武山崎賢人が登場する「さんまのまんま新春SP」、毎年恒例となりつつある「笑いの総合格闘技!千原ジュニアの座王 新春SP」(ともにカンテレ、フジテレビ系)が放送される。

 3日はバカリズム脚本の「侵入者たちの晩餐」(日本テレビ系)が見逃せない。今年の「東京ドラマアウォード」で作品賞グランプリ(連続ドラマ部門)などさまざまな賞を受賞した「ブラッシュアップライフ」チームによるサスペンスドラマに期待が高まる。

太田光が憧れの佐野元春と語り合う

 特番ではないが、4日は太田光のテレビの向こうで」(BSフジ)に注目している。毎回ゲストと1対1でじっくりと語り合うというもので、記念すべき初回は太田光が学生時代から憧れるミュージシャン・佐野元春。お笑いと音楽、それぞれの分野で活躍する2人からどんなトークが飛び出すのか。

■年明けは芸人ドラマ

 5日に「ウソかホントかわからないやりすぎ都市伝説2024新春」テレビ東京系)が放送され、6日に待ち構えているのがスピードワゴン・小沢一敬とチュートリアル・徳井義実主演のドラマ「ビーチボーイズに憧れて」(BSフジ)だ。

 1997年に放送され一世を風靡した月9ドラマ「ビーチボーイズ」に憧れたアラフィフ男性2人の物語らしいが、公私ともに深い関係である彼らなだけにドラマを超えた熱演に期待してしまう。ということで、この年末年始はお笑い関連番組を堪能してほしい。

(文=お笑い研究家・鈴木旭)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  4. 4

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  5. 5

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  1. 6

    萩原健一(6)美人で細身、しかもボイン…いしだあゆみにはショーケンが好む必須条件が揃っていた

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  4. 9

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  5. 10

    “年収2億円以下”マツコ・デラックスが大女優の事務所に電撃移籍? 事務所社長の“使い込み疑惑”にショック

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…