松本人志は仮に文春との裁判で勝訴しても…「遊びは三流以下」の大ダメージ
ダウンタウンの松本人志の性加害疑惑の輪郭が少しずつ見えてきた。
吉本興業は当初、「当該事実は一切ない」とホテルでの出来事すべてを否定していたが、週刊文春が報じた第2弾で女性のアテンドを務めたたむらけんじが「パーティーがあったことは事実」と認めた。たむけんが認めたことで流れは変わった。
文春の第1弾でキーパーソンになったスピードワゴンの小沢一敬も当初、仕事継続の意思を示していたのが一転、「混乱や迷惑を掛けていることに責任を感じ」休業を発表。暗に仲介を認めたことになった。外堀が崩れ始めた松本城。当の城主、松本は<事実無根なので闘いまーす>とXに投稿。裁判に向け臨戦態勢に入ったと思われるが、主張する事実無根はいったいなにを指すのか。
女性を呼んで高級ホテルのスイートルームでパーティーがあったのは事実。残るは複数の女性が主張する「性を強要された」ことに対して「合意のうえ」が争点になると思われる。
キャスターの安藤優子は14日の「ワイドナショー」で「密室の中の出来事なので当事者しかわからない。第三者が口を挟むのはナンセンス」と語った。男女の密室の出来事で筆者が思い出すのが劇作家の梶原一騎氏(故人)と愛人とおぼしき女優との関係の取材をした時のやりとり。私の持っている材料は梶原氏の部屋に女性が泊まった目撃談。梶原氏は「僕と女性がセックスしているのを見たのか」と追及してきた。