寺島しのぶさん なぜ唐十郎作アングラ・テント芝居に出演することに? 本人に独占直撃!

公開日: 更新日:

セリフを覚えるのは家族が寝静まった後

 ──今回の見どころは?

「全部です。金さんとは『小鷹狩掬子』で絶妙な音楽の使い方やシャープで猥雑でスペクタクルな演出を経験しているし、唐さんや蜷川さんから絶大な信頼を寄せられる演出家です。何よりも役者を舞台上で気持ちよく演技させてくれるから大好きです。唐作品は『秘密の花園』(2018年)に出たことがあるだけなので、金さんや共演者の皆さんとどっぷり唐さんの世界にはまっていきたいと思います。

 今回の物語は1972年に起きた大物歌手のスキャンダル事件をモチーフにしたもので、私は豊川さん演じる檜垣という男に絡む謎の女・カナ役、勘九郎さんはタイトルロールのおちょこ役です」

 ──セリフはどこで覚えるのでしょう?

「家族が眠った後、夜中の12時から朝6時ごろまでが自分の時間なので、一人で脚本を読んだり、セリフをつぶやいたりしてます」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動