東山紀之社長の鉄面皮「SMILE-UP.」の体質は旧態依然…進まぬ被害者補償に批判と失望
番組では、ジャニー氏の他に事務所スタッフ2人が性加害に及び、うち1人が東山氏の元マネジャーであったことを東山氏は認めた。にもかかわらず刑事告発はしないという他人事の受け答えにも批判が相次いでいる。
「『被害者のプライバシー』などと釈明していますけど、被害者を盾に何もしないと言っているようにも聞こえます。だから犯罪を見逃すというのは、一般的には理解されないのではないでしょうか。たとえばお店での万引や電車内での痴漢に遭遇したら、見て見ぬふりは僕にはできない。ましてや自らが社長の会社内でのことなのに。東山さんには性加害の犯罪者を守っているかのような印象を拭えません。これらはジャニー氏の性犯罪を会社ぐるみで隠蔽し、助長させたジャニーズ事務所と全く同じだろうと思ってしまいます」(平本氏)
スマイル社は4月末時点で985人が被害申告し、うち399人と補償内容について合意したと公表。しかしながら「過去の被害を思い出すだけでPTSDを発症するなどして申告を躊躇している被害者も多い」(ジャニーズ問題を取材するマスコミ関係者)という。当初はジャニー氏を鬼畜と呼び、「法を超えて」被害者と向き合うと表明していた東山氏。だが、この鉄面皮というしかない対応を見れば、彼が報道番組のキャスターや大岡越前役をやっていたこと自体がブラックジョークである。