「スカイキャッスル」ドロドロ韓流に若い層もハマるワケ…直近の見逃し配信は総合1位
俳優の松下奈緒が主演し、木村文乃、比嘉愛未、高橋メアリージュン、小雪が競演するテレビ朝日系ドラマ『スカイキャッスル』(木曜夜9時)が好評だ。これは韓国でヒットした『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』(2018~19年)が原作で、高級住宅地スカイキャッスルのセレブ妻たちが、病院で働く夫の出世争いと子供の受験競争でしのぎを削る泥沼マウントバトルを描いている。初回から5週連続で見逃し配信で再生回数200万回を突破し、8月29日に放送された第6話も見逃し配信の総合ランキングで1位となった。
第6話では、浅見紗英(松下)が、居候させている苦学生山田未久(田牧そら)が夫・英世(田辺誠一)の実の娘だと知りショックを受ける展開に。しかも紗英が真実に気づくように誘導したのは未久の作戦であり、未久は「私は、母と私が受けた傷をお返しするために浅見家に来ました」と目的を明かす。その後、未久は不敵に笑いながら望みを語る――。
かつて韓国ドラマのリメーク作は特に中高年以上の女性に支持されていたイメージだが、今作は見逃し配信の好調から若年層を含む幅広い世代に受け入れられているとみられる。明大講師の関修氏(心理学)が視聴者の傾向を分析する。