松下奈緒が見据える世界進出の可能性 「スカイキャッスル」セレブ妻役で役者としての“幅と深み”を獲得
主演ドラマ「スカイキャッスル」(テレビ朝日系)で演じる浅見紗英が、ハマリ役だと評判なのは松下奈緒(39)。
原作は、韓国で2018~19年に放送された「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」。高級住宅街のスカイキャッスルで優雅な生活を送るセレブ妻たちが、子どもの高校受験戦争や夫の出世バトルで、野心やプライドをぶつけあうマウントバトルミステリーだ。
主要キャストは、木村文乃(36)、比嘉愛未(38)、高橋メアリージュン(36)、小雪(47)。木村以外はモデルから転向した俳優とあって、“セレブ”に似つかわしい陣容がそろう。
そんななかにあって、松下は174センチの長身で正統派の美人。演じる浅見には忘れたい過去があり、名前を変えてまでセレブ妻に成りあがったギラギラ系でもある。その役柄を整った顔立ちの松下が演じることで、不気味さが倍増。Xには、「怪演」「こわい」「目の奥が笑ってない」というポストが多く見られた。
そもそも松下の名を世に広めたのは、14年前に放送された連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」(NHK総合/10年)。「ゲゲゲの鬼太郎」の生みの親である漫画家・水木しげるを妻からの目線で描いた同作は、松下、水木を演じた向井理(42)にとって出世作となった。