ジャンポケ斉藤の妻・瀬戸サオリに被害女性が反論…W裁判のリスクとタレントイメージへの影響

公開日: 更新日:

 もっとも、瀬戸は、昨年は斉藤の2度の女性トラブルを謝罪し、今年5歳の息子も守る立場で気の毒ではあるが……。一般家庭でも、不倫や異性トラブル"常連"の配偶者の言い分を信じるのはリスクだ。民事訴訟に詳しい弁護士の山口宏氏が言う。

「そもそも名誉棄損は、事実かどうかは関係なく多数の第三者に拡散されれば成立します。拡散が公益目的なら別ですが、今回は夫を守る目的になりますから。斉藤さんのケースは被害女性が"事実無根"と否定していますし、決着が付いていない段階で、身内を庇うのはリスク。一般の不倫裁判などでも妻が、頭に血が上ったりパニックになって相手の女性側を攻撃することがありますが、SNSでなくても会社や友人など3~4人以上に伝われば、名誉棄損は成立しています」

 仮に不倫など男女トラブルの裁判で相手女性も悪い場合でも、支払う賠償金は下がるが、拡散すれば名誉棄損は免れない。むしろ、相手の女性が正しければ「名誉棄損と慰謝料が発生します」(山口宏弁護士)。

 男女トラブルが拗れたときは第三者側の配偶者は、どちらの味方をしてはならないのが原則だ。しかも斉藤の場合は、23年8月にキャバクラ嬢、9月には元グラビアアイドルとの不適切な関係が報じられていて、今回は3回目だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  4. 4

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  5. 5

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  1. 6

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  2. 7

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性

  3. 8

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  4. 9

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  5. 10

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった