旧ジャニーズの非人道的対応に批判の嵐…Nスペ「ジャニー喜多川“アイドル帝国”の実像」で浮き彫り
「本を書かれて(ジャニーズが)痛めつけられたのは間違いないんで。なんでこっちが謝罪しないといけないんですか。会社としてはすごくつらい目にあったのは間違いないんで」
まるで中谷さんが加害者で、自分たちは酷い目にあった被害者のような口ぶり。これには厳しい声があがっている。
「スマイルアップは全く、被害者に寄り添ってないことが浮き彫りになりました。東山はただのお飾りでしかなく、自分の芸能界復帰に目が向いているのかも知れないが、裏で補償問題を仕切る弁護士のやり口が見え隠れしている。補償というより被害者を買い叩くような舞台裏があっての、この補償本部長の発言なのでは」(マスコミ関係者)
■わざと時間を使って、兵糧攻めをしているようにもみえる
実際、スマイルアップの被害者を軽んじた対応はこればかりじゃない。当事者のひとりがこう言う。
「スマイルアップは補償対応を『救済委員会』と称する弁護団に丸投げしているのですが、『当事者の会』関係者に対しても『検討する』を繰り返すばかりで、なしのつぶて。元副代表の石丸志門氏との調停でも、石丸氏が絶対に受け入れない補償額を提示した挙げ句、石丸氏が合理的な査定の根拠を説明して欲しいと求めたら『説明できないかもしれない』という訳のわからない言い草だったそうです。困った石丸氏の折衷案もまた『検討する』としたまま、なんの連絡もよこさない。わざと時間を使って、兵糧攻めをしているようにもみえる。被害者たちが、疲れ果てて補償交渉を諦めるのを待っているのではないか。最近はメールを送っても返答どころか、受信確認のメールすら来なくなったといいますから」