中居正広や松本人志の穴は誰を埋めるのは誰? 最強MCの共通点「ブロマンス芸人」とは
ちなみに女性同士の場合は「ロマンス」+「シスター」で「ロマンシス」なんだとか。
■安心して笑っていられる
サンドと千鳥は高校時代の同級生コンビで、バナナマンとかまいたちはお笑いの世界に足を踏み入れてからの付き合いだが、「ブロマンスかどうかはさておき、皆さん、仲良しですよね」と芸能ライターのエリザベス松本氏がこう続ける。
「コンビ仲が悪いともっぱらの『さや香』の漫才を劇場で見たんですが、合間に“素”で冷たい視線を相方に投げかけていたような……《ホントに嫌いなんだ》とドキドキしちゃって、《でも仕事だし》《人生って大変だよな》とか余計なことを考え始めて、笑いに集中できずに気持ちが冷めてきちゃったんです」
その点、サンドや千鳥といった“ブロマンス芸人”は安心して笑っていられるんだとか。
「きついツッコミを入れても《信頼関係があるからこそ》と思える。《じゃれ合っていて可愛いなあ》とほのぼのした気分になれますよね。ギスギスするのは、現実の生活だけで十分じゃないですか。パワハラが嫌悪される時代です。番組を作る側にとっても、ブロマンス的な安心感はMCの必須条件でしょう」(エリザベス松本氏)
「まつもtoなかい」のコンビは安心感ゼロ、どころかマイナスか。