“氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も
もっとも満倉氏は、もともと笑顔を絶やさないタイプなのか、特集前からスタジオでにこやかにしており、VTR後には「この世代にお金がないと社会にも回っていかない」と学者らしく問題を構造的に捉えて解説していた。ただ、ネットでは“放送事故”と捉える視聴者もいたようだ。
■《ヘラヘラ笑うな》《不快すぎる》のコメントも
実際、SNSでは満倉氏と池谷氏について、《何この人達! ヘラヘラ笑うな!》《ずっと低賃金で歯を食いしばって働いてきた人たちの特集。つらい気持ちになりながら見ていたら、ワイプに写った人たちが大爆笑しててビックリ》《このワイプの人らは給料高くてこういう世界と無縁なんだろうな》といった、敏感に反応するコメントが目立った。
安住アナは2019年に出演した同局系「サワコの朝」で就職氷河期だった自身の大学時代を振り返り、「私たち団塊ジュニアはですね、学校に入った後も大変で」「運、不運があるんだ」などとし、いわゆる世代間ギャップへの胸中も吐露していた。満倉氏や池谷氏が意味もなく笑うわけがないが、放送のプロフェッショナルである安住氏はワイプを見て、軌道修正しようとしなかったのだろうか。