秋山豊寛 日本人初の宇宙飛行を行ったTBS記者

公開日: 更新日:

 秋山氏は実験のためにミールに持ち込んだ6匹のカエルの世話や医学実験など、精力的にスケジュールをこなす一方、生放送で俳句に歌にギャグ連発と、宇宙を身近なものとして伝えた。9日間の滞在を終えて10日に帰還。「おいしい物を食べたい」「重力は重い。空気がおいしい」と語った。

 その後の秋山氏は95年末に、TBSを53歳で退社、原稿や講演の仕事に加えて福島で農業を始めて話題となった。現在は京都で大学教授を務めている。一方、秋山氏とともに訓練を行った菊地さんも2000年にTBSを退社、認定NPO法人「子ども・宇宙・未来の会(KU―MA)」理事を務めるとともにツイッターでもロシアや宇宙関連の情報を発信している。

◇1990年12月 9日、15歳の田村亮子が国際女子柔道選手権で最年少優勝。19日、緒方貞子が第8代国連難民高等弁務官に任命される。23日、オグリキャップが有馬記念で優勝し引退。31日、B.B.クイーンズ「おどるポンポコリン」が新設された「ポップス・ロック部門」日本レコード大賞を受賞。

【連載】プレイバック芸能スキャンダル史

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  2. 2

    離職後、定年後は何をしたい? 第2位「まだ考えていない」…では第1位は?

  3. 3

    悠仁さま「進学に向けた勉学の大切な時期」でも続く秋篠宮家と宮内庁の軋轢

  4. 4

    旧ジャニーズ自社タレントの誹謗中傷に通報窓口設置も…「当事者の会」見て見ぬふりの“二枚舌”

  5. 5

    もはや任意じゃなくて強制…12月2日のマイナ保険証一本化に向けて強まる国民への包囲網

  1. 6

    阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情

  2. 7

    厚労省が職員9万人を対象に「マイナ保険証アンケート」の愚策…エグすぎる質問事項の“大きなお世話”

  3. 8

    “終わった説”から大逆襲!巨人・菅野智之「最後の全盛期」を手繰り寄せる意外な要因とは

  4. 9

    機内食の猛クレームで通路で土下座をさせられました

  5. 10

    初V京都国際の《正体》と《左腕王国の秘密》…野球部“以外”の男子生徒わずか12人