清原容疑者の覚醒剤ルートで浮上「大物球界OB」の衝撃
逮捕されてから9日目。クスリが抜け始めた清原和博容疑者(48)は覚醒剤の禁断症状が出始めているという。入手経路については依然口を閉ざしているらしいが、捜査関係者は入手ルートを徹底解明する方針だ。現在、目を向けているのは“北関東ルート”だ。
■群馬のラブホテルが取引現場
清原容疑者は覚醒剤を入手するために週1ペースで車を飛ばし、都心から約100キロも離れた群馬県で覚醒剤を買っていたらしい。逮捕前日にも県内の密売人グループと接触していたという。取引場所は栃木県のこともあり、北関東を転々としていたようだ。長年通っている六本木界隈の飲食店をクスリの調達場としていると報じられたが、シャブの量が増え、人目を恐れたのか、取引場所を北関東に移したとみられている。関東に拠点を置く現役の暴力団幹部がこう語る。
「クスリを扱っている組は群馬と栃木に複数ある。暴力団の構成員が直接取引することは少なく、密売人に横流しし、アガリの一部を頂くのが一般的な手法だ。北関東は都内の繁華街みたいに街中に防犯カメラが設置されていないので、取引がしやすいんだよ。取引場所は、場末のスナック、コインパーキング、ワンボックスの車内など、目立たない場所を選んで、その都度変えるのが常識だ」