新井浩文が拒否された示談金2000万円 強制性交での相場は

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 新井被告側は当初、女性側に示談金1000万円を申し出たが、拒否され、2000万円に釣り上げたが、それも拒否されたという。

「加害者の社会的地位や収入、加害者と被害者の関係、犯行の態様などによりますし、一般的な相場は300万円ほどですが、新井被告のように有名人の場合、相場の10倍以上は珍しくない。誰とは言えませんが、3000万円で“もみ消す”なんてことも、実際にあります。仮に裁判になっても、示談が成立すれば、執行猶予がつく可能性が高まりますからね」(都内の刑事専門弁護士)

 ただし、それも女性の被害感情次第だ。

「示談金は、あくまで被害者に誠意を示すひとつの方法であって、まずは加害者の謝罪と反省ありき。ただでさえ被害女性は傷ついているのに、ハナから札束で頬を張るような真似をしたら、『コイツだけは許せない』と被害感情を逆なでするだけです。いったん女性がかたくなになると、示談金が安い、高いの問題じゃなくなる。ところが、そんな人の心の機微が分からず、上から目線の物言いでこじれさせる弁護士は少なくない」(前出の刑事専門弁護士)

 第2回公判は26日で、被告人質問が行われる。

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