健康食品の過剰摂取が招く「アレルギー症状」「肝機能障害」

公開日: 更新日:

 骨や歯の主成分で、人間にとって欠かせない栄養素として知られている。骨粗しょう症予防のため、サプリで補充している人も多い。

 しかし、過剰に摂取すると高カルシウム血症になり、腎結石が作られるリスクが高まる。また、血管の細胞組織の石灰化が進み、心筋梗塞脳梗塞、腎不全などのリスクが高まるという報告も。成人の場合、摂取量は1日1000~1200ミリグラムが望ましい。

「摂取が推奨されてきたカルシウムは、パンや菓子など、さまざまな食品に添加されています。あえてサプリなどで補充する必要はありません」

■セレン

 強力な抗酸化作用があり、老化防止や生活習慣病の予防に有効だといわれている。摂取上限値は1日350マイクログラムで、過剰摂取すると、胃腸障害や神経障害を起こしたり、髪の毛が抜け落ちる人もいる。

■脂溶性ビタミン

 ビタミンA、D、E、Kといった水に溶けないビタミンは、尿などで体外に排出されず体内に蓄積されるため、過剰摂取に注意したい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭