ストップ“お漏らし” 「過敏性腸症候群」による下痢は治る!

公開日: 更新日:

 冒頭のAさんも、イリボーで突然便意に襲われることがピタッとなくなった。しかし、松生院長の指摘どおり、膨満感が出るようになった。そこで、電車や車で長時間移動する時や、旅行など、すぐにトイレに行けなさそうな場合にのみ、服用するようにした。「オレは大丈夫」という自信から、次第に薬なしでもOKになった。

■別の病気のリスクも

 薬を飲まなくても、生活の中のちょっとした工夫で症状を抑えることも出来る。

「軽症で、イリボーが必要なさそうな患者さんには、朝食の取り方を指導します。便意に襲われるのは、朝の通勤時が多い。そこで、朝食を取らずに自宅を出てもらい、会社などトイレにすぐに行ける場所に着いてから食事を取ってもらう。『これで朝のお漏らしがなくなった』という患者さんは少なくありませんよ」

 ただ、あまりに何度も下痢などを起こすようなら、別の病気のリスクもあるので、一度、大腸内視鏡で検査を。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  2. 2

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    3人の婚外子…菊川怜の夫・穐田誉輝氏“暴かれたスネの傷”

  5. 5

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  1. 6

    橋本環奈のパワハラ疑惑のこと? 嵐・二宮和也の正月番組のワンシーンが視聴者の間で物議

  2. 7

    橋本環奈《山本舞香と友達の意味がわかった》 大御所芸人に指摘されていたヤンキー的素地

  3. 8

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  4. 9

    夏菜の二の舞か?パワハラ疑惑&キス写真で橋本環奈に試練…“酒浸り”イメージもそっくり

  5. 10

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで