四十膝、五十膝が増加中…正座がキツイは“壊れる”サイン

公開日: 更新日:

 歩けないほどではないので放置しがちだが、対策を講じなければ「自然に治る」といったことはない。軟骨の摩耗が進み、立ったり座ったりや、階段の上り下りなどがつらくなり、外出が困難になる。生活の質が下がるばかりか、活動量減少でより筋力が低下する。肥満を招き、生活習慣病のリスクが高くなる。

「強い痛みが出てからより、四十膝や五十膝の段階で対策を講じた方が、結果的に楽。病院に行かずとも、毎日のちょっとした対策で可能です」

ダイエットとコラーゲン摂取も併せる

 まずは、別表で四十膝・五十膝のチェックを。1つでもチェックがついたら四十膝・五十膝の可能性がある。特に、3~5と9は典型的な症状だ。

 該当する人はさっそく対策だ。

「四十膝・五十膝は、日常生活の姿勢や歩き方に問題があるケースが多い。X脚やO脚、膝が内側に入る、関節が硬い、外反母趾、膝が反り返っているなどです。対策としては、足先と膝頭を真っすぐ前に向けて、体の真ん中を意識して立つ」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  2. 2

    江藤拓農水相が石破政権の最初の更迭大臣に?「隅々まで読んだ」はずの食糧法めぐり“逆ギレ誤答弁”連発

  3. 3

    「相棒」芹沢刑事役の山中崇史さんが振り返る俳優人生…地下鉄サリン事件「忘れられない」

  4. 4

    吉幾三(5)「お前のせいで俺と新沼謙治の仕事が減った」

  5. 5

    みのもんたさんが自身のスキャンダルで見せた“類まれな対応力”…明石家さんま、石田純一との共通点

  1. 6

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 7

    大阪・関西万博もう間に合わず? 工事未完を「逆転の発想」で楽しむ方法…識者が皮肉たっぷり提唱

  3. 8

    日本代表FW古橋亨梧の新天地は仏1部レンヌに!それでも森保ジャパン復帰が絶望的なワケ

  4. 9

    維新は予算案賛成で万々歳のはずが…ゴタゴタ続きで崩壊へ秒読み 衆院通過の自民はニンマリ?

  5. 10

    松坂桃李「御上先生」第7話2ケタでV字回復へ 詩森ろばの“考えさせる脚本・演出”はTBS日曜劇場からの挑戦状