四十膝、五十膝が増加中…正座がキツイは“壊れる”サイン
高山医師はフラダンスの講師でもある。膝の正しい使い方が踊りを美しく見せるため、生徒に「足先と膝を真っすぐ前に向けて」と指導する。
その時、フローリングの板の目(木材と木材の境の線)を利用する。そこに足を置けば、足と膝の向きを真っすぐにしやすい。
「足と膝を真っすぐ」を無意識にできるようになれば理想的だが、身に付いた習慣は一朝一夕では変えられないので、1日に何度か実践して体に覚え込ませるといい。
さらに、イスの座り方や立ち方を間違えていると、膝に負担をかけやすい。
「手のひらを上にして足の付け根に“コマネチ”をするように当て、『こんにちは』をするように上半身を前に倒してお尻を引きながらゆっくり座る。立ち上がる時は、その逆の順番で」
併せて減量をし、関節や筋肉に必要なコラーゲンの摂取も。コラーゲン・トリペプチドなど効率よく吸収できるサプリメントも出ているので利用するといい。
今日から始めよう。