初の診断キット発売 「潰瘍性大腸炎」治療の何が変わる?
抗TNF―α抗体は高額な薬のため、現在臨床研究では「炎症が完全に消えた後に薬を止めることが可能か?」についても検討されている。
また、抗TNF―α抗体の効き目が不十分な患者には、違う作用機序の新薬がこの1~2年で数種類出る見込みだ。
「潰瘍性大腸炎の治療の選択肢は増えています。難病ではありますが、決して悲観する疾患ではありません。どうぞ主治医の先生とよく相談して下さい」