糖尿病でも脳卒中・心筋梗塞のリスク減らす5つのポイント

公開日: 更新日:

血糖値は週イチ注射でコントロール  

「従来の飲み薬では思うように血糖値が下がらない場合は注射製剤を検討します。注射製剤にはインスリンそのものを補充するインスリン製剤、体からインスリンを出しやすくするGLP―1受容体作動薬、の2種類がありますが、私は先に週1回打つだけでいい、GLP―1受容体作動薬の注射タイプを勧めます」

 血糖値が上がると、インスリンを分泌させる薬で人によってはHbA1cが2%近く下がるうえ、体重も2キロ近く減るという。使い始めてもやめられないものでもないのも魅力だ。

悪玉コレステロールは皮下注射で減らす

「日本では、LDL―C(いわゆる悪玉コレステロール)を下げるためにスタチンという飲み薬が使われています。しかし、それだけでは下がりにくい場合は、一昨年発売された高コレステロール血症治療薬アリロクマブ(商品名プラルエント)を試すのも手です。費用はかかりますが、4週間に1度、在宅自己注射薬なので面倒がなく、飲み忘れの心配もありません」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇