「食べ過ぎるから太る」は誤解 肥満の正体はホルモン異常

公開日: 更新日:

 インスリンを抑えるため炭水化物の量を減らすべきだが、工夫が必要だ。

「減らした分は健康に良い栄養素に置き換えましょう。そうでなければ空腹ストレスで太ります。炭水化物、脂質、タンパク質の割合を、エネルギー量換算で、おおよそ6対2対2にする」

 痩せたい人はお米を敵視しがちだが、誤解だ。

「かつての日本人は米中心の食生活を続けながら痩せていました。それは、太陽とともに寝起きすることで体内時計がきちんと作用していたことが大きいと思います」

 当時のお米が精製された糖質でなかったからというのもある。

「精製した糖質は血糖値を急上昇させ、強烈な幸福感をもたらします。砂糖のように高度に精製された炭水化物は依存性があり、満腹ホルモン機能を狂わせかねません」

 塩など刺激の強い調味料も体重にかかわるホルモンの働きを阻害する可能性がある。摂取を控えることが必要だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…