ダイエットを始めるなら4月がチャンスのワケ 専門家に聞く

公開日: 更新日:

 ダイエット効果を上げるには、概週リズムを利用した対策も必要だ。

「会社や学校は1週間単位で動いていて、それに合わせてエネルギーの消費量や摂取量が違います。例えば、健常者のエネルギー摂取と消費を曜日別に計測した調査では、土日が休みの場合は、食欲と活動量ともにピークだったのは水曜日で、低かったのは月曜日と金曜日と報告されています。金曜日は翌日休みという高揚感がありますが肉体的には意外に疲れています。体重の恒常性から1回や2回ドカ食いしても体重は変わりませんが、活動量の少ない日に通常通り食べ続ければ太るリスクはあります。個人差はありますが、月、金曜日は食事量を抑え気味にした方がいいでしょう」

■飲みに行くなら水曜日

 食事の内容も変えた方がいい。月曜日は活動が低調になるため、豚肉や玄米などに含まれるビタミンB1、マグロなどに含まれるB6が取れる食事を心がけることだ。

「豚肉のしょうが焼き定食などがお勧めです。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変換するのに不可欠な栄養素で、脳や神経の働きを正常にする作用があり、疲労回復効果もあります。B6は神経伝達物質の合成にも関わっており、精神状態を安定させる働きがあります」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動