高濃度日の翌日は死亡率3%増「PM2.5」の誤解と真実

公開日: 更新日:

 環境基準が厳しい日本では8対2で自然由来のものが多く、とくに気をつけたいのが火山灰。日本は世界有数の火山国で多くの活火山があり、その影響には注意が必要だ。

■手洗い・うがい・マスクは効果がない?

 目に見えない微小な粒子状物質だから、効果がなさそうだが、そうではない。

「ヒトは無意識のうちに手で顔を何回も触ります。その意味では手洗いは有効です。うがいも口腔内に付着した微小粒子を洗い流すには良い方法です。粗いマスクの目ではPM2.5がすり抜けてしまうから意味がない、と思われがちですが微小粒子はそれ自体が運動しているため、マスクである程度、からめとることができるので有効です」

 PM2.5の1時間ごとの測定値は、環境省大気汚染物質広域監視システム「そらまめ君」で見ることができる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動