5月は眠りすぎに要注意 ヤル気の出る寝室のポイントとは

公開日: 更新日:

 どうしても窓際で寝ることができない人は、朝、目覚めた時点でカーテンを開けて窓から1メートル以内に入るようにする。

■読書やスマホ操作は違う場所で

 照明も工夫したい。家庭で一般的に使われている白色蛍光灯の明るさ=500ルクスの下に3時間いると、分泌されるはずのメラトニンが50%減るという報告がある。 

「メラトニンは入眠から3時間後が分泌のピーク。照明をつけたまま寝ると分泌が抑制されるので、長時間寝ても疲れが残ってしまう。寝室は真っ暗にして眠るのが理想です。それが不安な人は、顔よりも下の位置だけを照らす足元灯や壁に電球色の電灯を当てる間接照明を試してください」

 ベッド以外で、リラックスできる場所をつくることも熟睡につながる。「ベッドに入って寝転がりながら読書をしたりスマホをいじったりする人は少なくありません。しかし、これを続けているとベッドに入ってもなかなか寝付けなくなってしまいます。脳が『ベッド=作業する場所』と記憶してしまうからです」

 寝付きをよくしたいなら、脳に「ベッド=眠る場所」とインプットする必要がある。ベッドのそばにイスとテーブルを設置するなどして読書やスマホ操作はそこで行い、リラックスして眠くなったらベッドに入る。これが習慣になれば、ベッドに入っても眠れずに悶々とすることもなくなる。 睡眠の質がアップすれば連休明けも元気にスタートを切れる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 4

    大山悠輔に続き石川柊太にも逃げられ…巨人がFA市場で嫌われる「まさかの理由」をFA当事者が明かす

  5. 5

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 8

    どうなる?「トリガー条項」…ガソリン補助金で6兆円も投じながら5000億円の税収減に難色の意味不明

  4. 9

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  5. 10

    タイでマッサージ施術後の死亡者が相次ぐ…日本の整体やカイロプラクティック、リラクゼーションは大丈夫か?