更年期妻のイライラ緩和のために夫がやった“対策”とは?
思いやりのある娘さんは、不機嫌な母の前で明るくいようと常に努めている。時々「お母さんは理不尽。さっきと違うことを言うし、勉強しろ、しっかりしろと怒る」と嘆きを父に訴えることも。しかし、母を心配し「お父さんも仕事から早く帰ってきて」と言うそうです。
Rさんはできる限り妻が心地よく過ごせるよう、こじれそうな会話は笑いにもっていけるようにする。さらに、妻に頼まれたことは後回しにせず行い、これをしたら助かるだろうと思う家事を、先読みしてやる習慣をつけたそうです。こうして、妻が心地よく過ごせる対応を工夫した結果、徐々に妻の様子は落ち着いてきました。
前述のようにイライラの原因はエストロゲンの減少によるもの。不調などがひどい場合は、更年期外来がある婦人科へ相談すべきですが、夫の接し方ひとつで、妻のイライラが変わってくることは珍しくないのです。