「治療が無駄だったのか」を考えながら10年間も生きてきた
そしてAさんは、I先生に「先生、私、ずいぶん延命できたのだから、その分、死ぬ時は苦しいことはないよね」と言ったそうです。するとI先生は「え? え?」と、きょとんとしていたといいます。
きちんとした信頼関係が築けているからこそ、患者さんは思っていることを正直に口にできるのです。
■本コラム書籍「がんと向き合い生きていく」(セブン&アイ出版)好評発売中
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