著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

コロナに有効か…世界の研究者がプラズマ治療の臨床実験

公開日: 更新日:

 世界中の科学者が新型コロナウイルスの一刻も早い治療法や薬の開発にしのぎを削っている中、アメリカで最も注目されている「回復期プラズマ(血漿=けっしょう)治療」(convalescent plasma treatment)の臨床実験が始まり、大きな話題になっています。

 回復期プラズマ治療とは、一度コロナウイルスに感染した人から採った血液中にできた抗体を利用し、その血漿を患者に投与することで、ウイルスと闘ってもらおうというもの。治療自体は100年以上前からあります。

 新型コロナウイルスにこの治療法が有効ではないかと考えた世界中の研究者らが、一致団結して臨床実験へ向けて動きだし、3月下旬にはFDA(米食品医薬品局)がゴーサインを出しました。これは異例のスピードだそう。初の臨床実験は先月、ニューヨークのマウントサイナイ病院と、テキサス・ヒューストンのメソディスト病院で行われました。今後、全米の患者にも広げられる予定です。

 一方でこの療法のための血液提供にも注目が集まっています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 2

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 3

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  4. 4

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  5. 5

    「クスリのアオキ」は売上高の5割がフード…新規出店に加え地場スーパーのM&Aで規模拡大

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    189cmの阿部寛「キャスター」が好発進 日本も男女高身長俳優がドラマを席巻する時代に

  4. 9

    PL学園の選手はなぜ胸に手を当て、なんとつぶやいていたのか…強力打線と強靭メンタルの秘密

  5. 10

    悪質犯罪で逮捕!大商大・冨山監督の素性と大学球界の闇…中古車販売、犬のブリーダー、一口馬主