コロナに有効か…世界の研究者がプラズマ治療の臨床実験
ニューヨーク・マンハッタンのすぐ北にある街ニューロシェルは、国内で最も初期のクラスターができた場所です。ここで完治した若者たちがプラズマ治療のため、地元モンテフィオレ病院へ血液を提供。提供の条件は回復後2週間以上経った完治者で、中でも抗体の数が多い血液が利用されるとのことです。
またこの治療を組織している「ナショナル・コビット19・回復期プラズマプロジェクト」では、サイトで世界に向けて血液提供者を広く募集。それに応えたのがNBAバスケットボール協会です。NBAでは複数の選手がウイルスに感染しニュースになりましたが、今回ボストン・セルティックスのマーカス・スマート選手ら完治した4人が血液を提供することになりました。
実のところ、この治療の新型コロナウイルスに対する効果はまったく未知数とのことですが、もし成功すれば世界を救うことになると、期待は高まる一方です。
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