コロナ禍で急増中!「歯ぎしり」をしっかり改善したい

公開日: 更新日:

 歯ぎしりの最大の原因はストレスで、ストレスが高まる時期には歯ぎしりが頻繁になり、食いしばる力も強くなることがわかっている。「ストレスがかかると解消するために歯ぎしりをする」との報告もある。

「マウスピースの製作を希望される患者さんが増えたのは、やはりコロナの影響が大きいと思われます。感染に対する不安はもちろん、外出自粛やテレワークが続くなど、生活環境が一変したことでストレスをため込む人が増えたのでしょう。自宅にいる時間が増えたことで、歯を強く食いしばりながらテレビ、パソコン、スマホの画面を凝視する時間も長くなり、症状が表れた人もいます」 米国の歯科クリニックでも、「歯が欠けたと訴えてクリニックを訪れる患者の数が増えている」「歯をこすり合わせたり噛みしめるなどの症状が、これまでにないほど広く見受けられる」といった報告がある。やはり、コロナ禍のストレスが影響していると考えられている。

■顎に痛みがある人は付箋紙を活用

 歯ぎしりを改善するにはストレスを解消したり、生活習慣を見直すことが必要になる。ただ、気づかないうちにストレスが蓄積している人も多く、日常生活で根本的な原因を取り除くのはなかなか難しいだろう。となると、どんな治療があるのか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博もう間に合わず? 工事未完を「逆転の発想」で楽しむ方法…識者が皮肉たっぷり提唱

  3. 3

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  4. 4

    “路チュー”に続き所属タレントの書籍予約トラブル…STARTO社福田淳社長は「自分ファースト」!?

  5. 5

    巨人・田中将大 戻らぬ球威に焦りと不安…他球団スコアラー、評論家は厳しい指摘

  1. 6

    平野紫耀から杉咲花に「翠ジンソーダ」キャラクターわずか1年でバトンタッチのナゾ…平野ファン大混乱

  2. 7

    プーチンだけが丸儲け…米国&ウクライナ会談決裂にニンマリのロシアが描く青写真と警戒心

  3. 8

    注目される日銀の出口政策…次は時価約74兆円のETF(上場投資信託)の出番だ

  4. 9

    大阪万博「歯抜け開幕」ますます現実味…海外パビリオン完成たった6カ国、当日券導入“助け舟”の皮肉

  5. 10

    自公維の「高校無償化」に慶応女子高の保護者が動揺? なぜだ?