活動弁士の片岡一郎さん網膜剥離になって「厄年の意味を実感」

公開日: 更新日:

 右目は無事だったのでなんとか本番のライブを終え、いざ病院へ……と思ったのですが、世間は連休でした。眼科も休診だったので、ダメ元でメガネ屋さんに併設されている眼科に行ってみました。案の定、「うちでは検査できません。眼底カメラのあるところで診てもらってください」と言われてしまい、予約を取って2日後に眼底検査のできるところへ行ったんです。

 すると、今度は「目の中でかなり出血しているので、うちではこれ以上調べられません」とのことで、大学病院を紹介されました。もうその頃になると真っ白だった左目の内側半分は暗くなっていて、時折、稲妻のような光が走っていました。

 今どきは、幸か不幸かネット検索で何でも調べられるので、だいたい察しがつくんですよね。自分でも網膜剥離っぽいなと思いながら、一方ではもう少し簡単な病気の可能性も捨てきれません。「点眼薬で治るやつだったらいいな」という願望と、「いや、さすがにこれは網膜剥離でしょ」という思いが行ったり来たりしていました。

 紹介された大学病院を受診すると、当然のようにそのまま1週間入院になりました。予想していたものの入院準備をしていかなかったので「一度帰りたい」と言ってみましたが、「ダメに決まってるでしょ。歩く衝撃でさらに剥がれますよ」と言われて従うしかありませんでした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性

  4. 4

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  5. 5

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  1. 6

    中居正広氏と結託していた「B氏」の生態…チョコプラ松尾駿がものまねしていたコント動画が物議

  2. 7

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  3. 8

    中居正広氏が女子アナを狙い撃ちしたコンプレックスの深淵…ハイスペでなければ満たされない歪んだ欲望

  4. 9

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  5. 10

    SixTONES松村北斗 周回遅れデビューで花開いた「元崖っぷちアイドルの可能性」