新型コロナ治療はここまで進んでいる 臨床にあたる医師に聞いた

公開日: 更新日:

 厚労省では「発症から10日経過かつ症状軽快から72時間経過」を新型コロナ患者の退院基準にしている。発症から10日で抗体がつくられて発熱などの症状が治まっていくことがわかってきたためだ。

「しかし、初期にステロイド薬を使うとコロナウイルスが検出されなくなるまで15~20日ほどかかってしまって、なかなか退院できなかったり転院を余儀なくされたりで、自宅療養に切り替えられないケースが少なくありません。一方、ウイルス量が少なくなった段階でステロイド薬を投与すると、入院中は人工呼吸器が必要だった患者さんを含めてほぼ全員が発症から10日で寛解し、目立った後遺症なしに自宅へ退院されています」

 新型コロナの臨床現場では、有効な治療法がどんどん進化しているのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  5. 5

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  1. 6

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 7

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 8

    雑念だらけだった初の甲子園 星稜・松井秀喜の弾丸ライナー弾にPLナインは絶句した

  4. 9

    「キリンビール晴れ風」1ケースを10人にプレゼント

  5. 10

    オリックス 勝てば勝つほど中嶋聡前監督の株上昇…主力が次々離脱しても首位独走