新型コロナワクチン接種後に死亡751事例でわかること
■接種から亡くなるまでの日数
部会に報告された7月16日までの資料から、ファイザー社製ワクチンの接種から亡くなるまでの日数と亡くなった人の年齢との関係を調べると、以下のようになった。
①接種当日に亡くなった:90代19例、80代19例、70代10例、60代2例。
②翌日に亡くなった:100歳以上1例、90代39例、80代68例、70代31例、60代5例、50代1例。
746事例のうち接種当日もしくは翌日亡くなったのは約26%となる計算だ。
■ワクチンを打ったその日に亡くなった60代はどう評価されたか
①66歳男性 2回目接種の6月9日に死亡。2012年11月に脳動脈瘤手術時低酸素性脳症を発症し、蘇生後脳症、意識障害、気管切開、胃瘻などを行っている、2021年4月にハルトマン手術を行った。報告医による死因はアナフィラキシー。他の要因の可能性は「有」で、「肺炎」「膀胱炎」を繰り返していた、とある。報告医によるワクチン接種との因果関係は「評価不能」。専門家の評価は「死因に関する情報は得られておらず、ワクチンと死亡の因果関係は評価できない」として「γ」だった。