「補聴器をつけても聞こえづらい」は調整の不十分が原因
ある日、うちの新入社員が、お客さまからこんな話を聞いたと話してくれました。
そのお客さまは高齢の女性で、補聴器をなくされたそう。そこで新しく買い直すために店に来られたのですが、一方で、同じく補聴器をなくした友達は、高額だからという理由で買い直さず、結局は耳の聞こえづらい前の生活に戻ったそうです。
それまで使っていた補聴器をなくしたとき、買い直すか、それとも購入を諦めるか。
ひょっとしてその選択は、その人が補聴器を使いこなせているか否かのバロメーターになるのかもしれません。
聴力は一般的に何十年という長い時間をかけ徐々に悪くなっています。そこに補聴器で急に音を入れるので脳がビックリしてうるさく感じ、煩わしくなるうちに補聴器をつけなくなり、せっかく買ったのに引き出しの中で眠ったままといった方も少なくありません。
補聴器はつけてすぐ聞こえるようになりません。細かい調整が必要であり、しっかりサポートしてくれるお店を選ぶことが大事です。