10代のワクチン副反応を考える モデルナはファイザーの2倍強
新型コロナワクチンの第3回接種とともに12歳未満の子供への接種が始まる。しかし、本当にわが子に打って大丈夫か、と心配する親は多い。
これまでワクチン接種後の死者報告数が大人で1300件以上、重篤報告数約6000件、副反応報告数約3万件(複数報告あり)に上る。
「副反応報告はあっても疑いに過ぎず、その数もごくマレ」という人もいるが、それは当人には取り返しのつかないことである。
そもそも10代のワクチン接種後の副反応はどうなのか? それがわかるのが12月3日に厚労省が公表した資料だ。
接種がスタートした2月17日から11月14日までの10代への推定接種回数は1258万2176回(ファイザー社製=以下P:1069万8281回、モデルナ社製=以下M:188万3816回、アストラゼネカ社製=以下A:79回)だった。
これに対する副反応は2674件(P:1967件、M:707件、A:0件)だ。よって、10代の副反応報告率は全体で0.000212%、Pは0.000183%、Mは0.000375%。モデルナ社製はファイザー社製の2倍多いことがわかる。