新型コロナウイルスへの「新たなる武器」が! 日本人医学者が英医学誌に発表

公開日: 更新日:

「DNA構造は、通常は二重らせん構造でゲノム情報の正確な伝播に寄与しています。一方、K+などの1価イオンが存在する生理的条件下で、グアニンが4つ並んだG-カルテットという平面構造を取り、それらが重層化し、『グアニン4重鎖(G4)』と呼ばれる安定的な高次構造を形成することがあります。これらは染色体の末端にあって細胞分裂のたびに短くなり、『命の回数券』と呼ばれるテロメア領域に多く存在しています。実はこのG4はRNAにもありDNAよりも安定していて、RNAG4は新型コロナウイルスにも存在し、増殖に関係することがわかっています。5-ALAとSFCが細胞内で代謝されたときにできるポルフィリンはG4と結合しやすく、新型コロナウイルスのG4に結合すれば感染後の増殖を防ぐ可能性があります」

 新型コロナウイルスは日本で400万人を感染させ、2万人超の命を奪っている。そのウイルスを攻撃できるヒントが私たちの身の回りにある物質の中にもあるとは意外だ。

 では、そうした物質をたくさん取れば新型コロナを予防し、症状を改善できるということなのか?

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 2

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 3

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  4. 4

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  5. 5

    「クスリのアオキ」は売上高の5割がフード…新規出店に加え地場スーパーのM&Aで規模拡大

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    189cmの阿部寛「キャスター」が好発進 日本も男女高身長俳優がドラマを席巻する時代に

  4. 9

    PL学園の選手はなぜ胸に手を当て、なんとつぶやいていたのか…強力打線と強靭メンタルの秘密

  5. 10

    悪質犯罪で逮捕!大商大・冨山監督の素性と大学球界の闇…中古車販売、犬のブリーダー、一口馬主