腱板断裂で手術を考えている人は押さえておきたい4つのポイント
当初は「50歳だから五十肩」と高をくくっていた肩の痛み。しかしそのうち上着の脱ぎ着や、トイレでお尻を拭くだけでも肩に響き、痛みで眠れなくなってしまう……。整形外科での診断は「五十肩」ではなく「腱板断裂」。注射やリハビリも効かず、切れた腱をつなぐ手術を決心しました。
しかし手術は怖いもの。どんな手術になるのでしょう。今回は腱板断裂の手術の概要を掘り下げてみます。
①大きく切るのですか?
肩周囲に1センチほどの穴を4~5カ所開けます。この穴から内視鏡と手術道具を肩内部の腱板まで挿入して手術を行います。
内視鏡というと、胃カメラの経験がある人もいるでしょう。胃カメラでは、口や鼻からカメラを入れ、内部を外からモニター越しに観察治療します。
肩の内視鏡も同じ。胃カメラの肩版と考えると想像しやすいです。
②どのように腱をつなぐのですか?